ウィンドートリートメントの掛け替え
ウインドートリートメントって?というところから?な方はいらっしゃいますか?
窓装飾、カーテン類のことを言います。こちらは、中古住宅をご購入後、5年ほど使われたカーテンの見直しをされましたM様邸です。
使われていたカーテンは、遮光の裏地が付いたものでした。
お部屋の雰囲気を変えられたいとのことで、ご相談を受けました。遮光に拘りがあるのかお聞きすると、色だけで決めたので何故遮光だったのか分からずだったそうです。
「ご近所さんは、部屋の電気が付くと明るくカーテンの色が分かるのに、何故、我が家は暗いのか…」小さな疑問があったようです。
遮光は良し悪しで、私はどちらかというとお勧めしていません。どの家も遮光を選ばれたら、夜の街が暗くなってしまいます。
明るく灯る家の暖かさ、街には必要な街灯ともなり、朝は、朝の光で目が覚める自然なことが一番体にも良いと考えます。
Before↓ イエロー系の遮光カーテンを使用されていました。出窓、掃出し窓、食卓窓の3か所を入れ替えしました。
Before↑ 縫い目が見えます。出窓は横の寸法が足りなく隙間が見えました。食卓傍の窓は、レースと厚地ドレープの長さが同じくらいでした。
お打合せは、ご自宅にサンプル生地や、カタログをお持ちして行いました。メーカー2社、4カタログをお持ちしたのですが、ご主人様の決断が早く、ものの数分で決まったことには驚きでした。既に、イメージしたものがあったとのこと。その場で寸法を測り、縫製に入りました。
After↓ 約2週間後取付となります。淡いピンクの色、遮光ではない普通の生地で選ばれました。お部屋が優しく温かい雰囲気となりました。
After↑ 生地の裾の広がりを抑える加工、形態安定加工を施しています。3つ山2倍ヒダ、本縫い。オーダーでは標準です。量販店との違いは見て分かります。
カーテンを開いた様子と、閉じた様子です。
M様の奥さまは、こちらで自宅サロン、ワークショップを行っています。それもあって、とても綺麗にされているお部屋ですが、更に、訪れたお客様にも喜ばれる快適なスペースとなったのではないでしょうか?
【おまけ】 食卓テーブルにニーウンペツガラスさんのペンダントライトを使われていました。折角の素敵なガラスのペンダントですが、テーブルの位置に違和感。ペンダントライトに合わせて、テーブルを設置することをお勧めしました。テーブルを横置きから、縦置きに。「これが、ここを設計した人の考えです」とお話ししました。
テーブルにキチンと明かりが届いています。少し、テーブルから距離があるのが気になりますが…違和感がなくなりすっきりです。
【更におまけ】 取付終了後、ご近所に美味しいカフェがあると連れて行ってくださいました。パキスタンカレー?だったと思います。生姜がきいてピリ辛美味しかったです。予約をすると出して頂けるというデザートも有りがたい。珈琲も美味しく、お話も盛り上がり、楽しい時間でした。HP掲載許可も合わせてありがとうございます。