コーディネート業務委託をしています、豊栄建設のお施主様、南区I様邸の竣工チェックに先日行ってきました。
I様とのお打合せは、6月から7月に掛けて行われ、着工、11月の完成となりました。
I様は、落ち着いたアンティーク風の内装を求められ、仕様の殆どそれ程悩むことなくご自身で決められたように感じます。
一番の拘りは、外観の張り分けでしょうか?何度もパースの依頼を受けました。
納得の張り分けを決められましたので、きっと満足されていることと思います。
少し、ご提案したのは上下の見切り材、上下色が変わる部分は、そのまま突きつけも出来ますが、幕板という太い部材もあります。
そこに、幕板よりは、細い、中間見切材を入れて、色を窓枠の色に合わせてはいかがかと!通常は、この場合木目の方に色を合わせます。
ですが、敢えて屋根材や、窓材に近い色で合わせることで引き締まった色合いになったのではないかと思います。
(色を決断して頂いたのは、ご主人様!迷った時には頼りになる決断力でした)
そして、内装、奥さまの拘りはキッチン廻り。
キッチンの取っ手、ブラック色。勤めていた頃6年前にはなかったので、今のキッチンは家具っぽくなり一緒に選ぶ私も楽しめました。
キッチン前のタイルは、アンティークさが出ているものを選ばれ、味があります。
加熱機器IHの前には、ガラスを設け、食卓側が見える解放感のある造りになりました。
食堂のスペースにパソコンカウンターを。引出付きで使い易そうです。
お庭で焼き肉バーベキューを頻繁にするとのことで、出入りの多くなる窓の傍の暖房は床下へ。(ガラリの部分です)
ユーティリティの洗面台の横のカウンターは、洗濯機との間のスペースに設けました。お風呂に入る時の服の仮置き、下には、洗濯カゴ置きに調度良さそうです。
2階、青いお部屋は、主寝室続きのご主人様の書斎です。まだ、調整が終わっていませんで養生の部分を修正しています。(写真の歪みは修正のせいです)
カウンターの横には、本棚を。下にはごみ箱スペースにもなるように空いています。
階段には、アクセントとなる味のある照明器具を選ばれました。とても素敵です!
I様、ブログ掲載の許可をありがとうございます。これからの生活が快適なものでありますように。ご家族みなさま健康に住まわれますように。
エクステリア工事…後半
今朝は雪が降り、今は雨が降っています。
外構工事、後半のご紹介です。
根雪になる前に工事が終わりに近づきホッとしています。
ロードヒーティングは、車2台分のスペースに設けられます。
掘削、今まであった砕石を掘り、転圧をかけて地盤を均していきます。
融雪民地、融けた雪が流れるよう勾配を取り、グレーチングと、マスを設置(マスのグリーンは養生しているだけです)。
融けた水は、自分の敷地で処理をしないとなりません。
マスの横には、ピンコロレンガ(2色)、裏に近い部分の民地は赤い色の民地石を!
このちょっとのことにも、拘ること大事ですね。グレーの民地石がきたら普通になります。
アスファルトで固めた後に、ヒーティング電気配線。編み物のように手作業お疲れ様です。
コンクリートの化粧割石で仕上げました。本物の石のようですが、規則正しく作られたものです。
2色の色を1対1で配置しています。この割合も、1対2などに変えることでまた雰囲気が違ってきます。
明るいエントラスになりました!