東雁来モデルハウスのセッティング
「ゆきだるまのお家」ご存知ですか?藤城建設さんのローコスト住宅です。
藤城建設さんは、モエレ沼公園の傍にありまして、打ち合わせに伺う時はちょっとしたドライブ日な気分です。
春に江別のモデルハウスのコーディネートを受けました。
そして、今回は2回目、東雁来のモデルハウスのオープンに向けて、カーテン、家具、小物、食卓ペンダントライトを選んできました。
既に、外装、内装が決まっていまして、フロアーや住設、壁紙に合わせて何を組み合わせるかという後付、最後の仕上げの部分を担当したということになります。
ですので、最初から手掛けた方の想いを引き継ぐのが良いのですが、引き継ぎは書類にて感じ取るものでした。
インダストリアルな建具、モダンなキッチン、小上がりの赤いクロスは天井まで貼られており、、、
和洋がミックスされ難題にチャレンジでした。
これらの配色で感じたのは、「こきんざし」です。手芸の糸で描く模様。和にも、北欧にも感じ取れる柄です。
リビングドアや、キッチンのネイビー色と、小上がりの赤はかけ離れたようでしたが、柄で繋ぐことで一体感を出せないか?と。
柄繋ぎは、クッションで表現しています。
そして、床が濃いダーク色でしたので、明るめの家具を選びました。
和といえば、「オーク色」ですが、そればかりで揃えるとのっぺりとしてつまらない!
そこで、「ウォールナット色」も混ぜ若者受けするようなミックスを敢えて取り入れました。
メインのカーテンも悩みました。ブラック、グレーでシックにとも思いましたが、暗くなる印象もあるので、ネイビーに合わせタテ型ブランドにしました。
その代わり、ソファーに「グレー色」を、食卓のペンダントライトや、キッチン背面カウンターのブラインドに「ブラック&シルバー色」を配置しました。
ブラック色は、ぼんやりした場が引き締まるので、取っ手などにあてたいと思っているのですが…ここでも、ミックスされていて少し残念でした。
ですが、そのミックスをそれならば、楽しんでしまおう!ということで、クリスマスや、お正月も近いことから「赤」をポイントに使いましょうと。
食卓の椅子を一つだけ「赤」に、ペンダントライトのコードも「赤」、小物にも取り入れて、冬に欲しい温かみをプラスしてみました。
ざっくり挙げた中で、沢山の色が使われていますが、ユーモアのある面白い仕上がりになったのではないかと思います。
何となく、楽しい、ワクワクする。モデルハウスですから、このくらい遊んでも良いですね。
モデルハウスは、常に打ち合わせで使用したり、予約制でご案内をしているようです。
1月か2月にグランドオープンも予定しているようです。
最後に、この写真は、カメラマン泉亜希さんが撮ったものです。
何故か、「山元さん入って!」と藤城建設さんの担当設計さんに言われモデルまがいなことをしてきました!
ん~これは使われるのでしょうか?使われないかもしれないので、こちらにUPしておきましょう(笑)
藤城建設さん↓まだ情報はUPされていないようですが、こちらから会社のHPに繋がります。
手作業でお庭の自転車置き場造り
春先からサロンルームの模様替えでお世話になっていました、赤石弘美さん宅のお庭を改装してきました。
ハロウィンの日に土堀です。
春先に伺った時には、芝生から草が伸びている状態でした。夏に掛けて元気に育ち、草刈が大変とのことでした。
野菜でも育ちそうな、花壇にしても良さそうな場所でしたが、それよりも子供たちの自転車の置き場が欲しいとのご要望でした。
とにかく草が通る度に足に触るのも嫌だとのことで、それならばと除草剤をお勧めしました。
そのお蔭で、草は枯れていましたので作業はし易くなっていました。
まずは、土堀15㎝ほど。女二人の作業でしたので午前中いっぱい掛かりました。
そして、ある程度平らにしたところで防草シートを敷きます。
業者さんに運んでもらった砕石を敷き、出来るだけ沈まないようにします。
次に、砂を敷き凹凸を無くすように均し。
6㎝の厚みのある平板(コンクリートに化粧されたもの)2色(赤・白)を並べていきました。
昼食休憩をゆっくりしてしまい…。
マヤ暦を見られる赤石弘美さんのお話で盛り上がり(*^_^*)最後にはこんなに暗く、色も判断し辛いような状態でした。
何とか、後片付けを終え終了。
一日でする作業ではなかったかもしれませんが、手作業の味が出ていて、これはこれで良しとします。
本当は、四方に民地石を回した方が安定しますし、地盤固めをした方が平らになりますし、手慣れた業者さんに頼めば…となりますが、私なりの出来る範囲でお手伝い出来たことはまた一つの経験でありがたいです。
この配色は、外壁にも白のアクセントがあり、引きで見ますと合っています。
次の日の朝の状態、写真を送って頂きました。ありがとうございました。
インターシップ 高校生
春先からお世話になっていますアトリエKさんで、インターシップの受け入れがありました。
市内の高校1年生の男女が1名づつ来社されました。
仕事の内容を専務からお話しされた後に、作業的なことは私が担当しました。
まだ、初々しいお二人でしたが、インテリアという職業に興味があると、しっかり方向が決まって?いることに驚きです。
私が、高校生のころはまだ何が出来るのか、何をして良いのか全く分かりませんでしたので。
「会社に来たらまず掃除、掃き掃除や拭き掃除をして、コーヒーを淹れることから始まります」から始まり…
店舗のプランではなく、身近な家のインテリアプランを作成して貰う流れをお話ししました。
まずは、お手本になる図面などを一通り紹介し、実際にお客様から要望を聞いたという設定のところから図面にゾーニングして貰いました。
自分好みに仕上げるのではなく、相手の要望に応えるのがインテリコーディネーターの仕事です。
キッチンや家具、床材や壁紙など選べる素材を切り貼り、サイズと質感、10時~15時までの中でよく選びきれたと思います。
最後には、要望を自分なりに解釈してのプレゼンをして頂きました。
男性らしさ、女性らしさも出ていて、それぞれにキチンと発表出来ていて素晴らしと感じました。
私自身、インテリア講座はしてきましたが、このように学生さんに対してのということは初めてでしたので、時間配分など勉強になりました。
次の世代に伝える、とても有意義な時間ありがたいです。
可愛いお二人の未来が活き活きと輝かしいものでありますように。
マンション改装 カーテンコーディネート2
つづきは、キッチンスペースと、その隣のリビング小窓の追加工事です。
小窓の横は、ゴールドのカーテンですが、こちらの小窓問題点が一つ、内開きな上に、取り付けるスペースが高さ7㎝弱しかありませんでした。
リビングと同じカーテンとするか、何か他のモノと検討しました。
コンパクトサイズの調光ロールスクリーンがありましたのでご提案。床材と家具に合わせて色を選びました。
こちらのロールスクリーンは、前後の重なりでブラインドのようにもなり、全面を閉じることも出来るという両方の良い部分が一つになったモノです。
問題だった内開きの窓も、ギリギリ開くことが出来ました。
すぐ隣のキッチンスペースにも、同じ調光ロールスクリーンを取り付けることとしました。
今までの打ち合わせの中では、木製ブラインドが候補に上がっていましたが、全てを開けたい時には、上部に溜りが出来る為、圧迫感を感じてしまいます。
こちらのタイプにしたことで、軽い印象になり、お揃いの窓が続いて素敵な仕上がりとなりました。
主寝室は、遮光生地を裏地にプラスされました。タッセルには、和をイメージした木のアクセサリーが付いたモノを選びました。
お施主様のことを思い、一つ一つの窓に使い勝手を考えコーディネート。
お手伝いしたのは、ほんの少しですが、気に入って頂けると嬉しいです。アトリエKさん楽しいお仕事ありがとうございました。
布クロスを使う、クローゼットの作り方、和室の造りこみ、造作家具、どれも勉強になりました。