スタッフブログ

先日の「整える~む」のイベントを終え、ホッとしていた頃でした。

北海道に大きな地震がありました。忘れない為にも、今の気持ちを綴ります。

被害に合われたご家族の方には、お悔やみ申し上げます。

 

9月6日(木)深夜3時、我が家は戸建の2階ですが、2階に寝ていて大きな揺れを感じて起きました。

寝ている場所に高いものはなく、安全です。床に落ちているのは、写真たて1つと、のりくらいでした。

直ぐにテレビを付けて確認をしました。震度7?6強!?5?北海道で見たことのない数字でした。

その割には、家に被害がないと感じ、親からの電話にも眠い中出て「大丈夫です」という簡単なもので切りました。

暫くして停電!バツンと切れて、外を見ると月がキレイとのんきなものです。

朝起きてから、お風呂に水を貯め、グループLINEから、学校から携帯に電話があり、休校と連絡を受けました。

そして、幼稚園からも携帯に連絡がありました。固定電話が使えなく連絡網が回せない。LINEが役に立つと思いました。

いつも、一緒に登校する友達のお母さん方と連絡を取り、情報交換をしました。

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プロパンガスの我が家は、朝からごはんを炊くことが出来ました。(ビクビクしながらですが…)昼には、ホットケーキを作ることが出来ました。

家造りの上で、何を選択するか大事なポイント。IHではなく、ガスを選んだことは正解だったと感じました。

買いだめをしていなかったのと、充電が気になってコンビニへ行くことに。子供を二人連れ、信号機の動いていない道路を渡るのが恐怖でした。

主人が出張中で不在だった為、家に子供だけ残しておくことが出来ず、行動は一緒にしなければなりませんでした。

朝8時頃だったと思いますが、真っ暗なコンビニの棚は、もう空状態。お菓子やアルコール類が残っているような状態で、レジには人がたくさん並んでいました。ビービーという音が鳴り響き、明らかに通常ではない状況でした。

充電器のコーナーはいち早く売り切れたそうでした。

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余震も気になる中、昼過ぎには、スーパーにも行ってみましたが、こちらは、外で行列となっていました。一人5点まで購入出来ると言いますが、パンなどはなく、団子のような菓子類やバナナがあるくらいでした。

冷凍食品は、3点まで、タダで配布していました。冷蔵庫も使えない中、貰っても直ぐに食べられるか…と思うと2点しか選べなかったです。

被害に合われた地域は、大変だったと思いますが、こちらは水も使えたので、まだ良い方で、ただただ煩い子供達と向き合い、余震にビクビクしながらの行動でした。

近所のお友達と、家の前で遊び、気晴らしとなりました。孤独に感じるより、近くに話し相手がいる有難みを感じました。

公園へ行きたいという子供を抑え、家の前でならと一緒にいれたことは良かったと思います。

これから断水が始まるという情報から、夕方、水風呂でも良いから入ってしまおう!とローソクの灯りで、水シャワーを浴びてみましたが、寒すぎて直ぐに上がりました。子供には「プールみたいでしょ!」と言いながら、実際の水シャワーは心臓発作でも起きそうな状況でした…。

これが、真冬だったらとても大変だと。ポータブルのストーブ必要ですね。

そして、その後、電気が復旧!暗くなる前に明るさが戻って、拍手喝采で喜びました。

ですが、まだまだ、ピーポーのサイレンは鳴り響いていました。

 

次の日、7日(金)は、休校と連絡があり、幼稚園は、通常通りという驚きの連絡。

ガソリンスタンドの行列がある中で、我が家は半分は入っていましたが、つられて不安になりました。

携帯電話の充電が出来るからでしょうか?車で田舎に帰るのでしょうか?

私は、幼稚園の送り迎えがある程度だったので、行列には並ばないで、別の大型スーパーへ行ってみました。

こちらも、陳列棚はほぼ空状態。野菜や果物はありましたが、肉や魚、お惣菜などは作られていませんでした。

一番、切らしたくない牛乳やパンがなかったのもショックでした。

とにかく、また地震になったらを考えて、缶詰やら、日持ちしそうな物を選び…ただ3日たった9日(日)は、買いすぎたような部分も。

なかったら無いなりになんとかなります。

ホームベーカリーで米粉のパンを焼いてみました。

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最近使わなくなっていたので、きっかけになり、機械も喜んでいそうです。

震災に備えて、5年もつお水や、水なしでも食べられるお粥セットなどがありました。

それらも、結局は手をつけずに終わりました。(まだ油断はできませんが)

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トイレは、バケツに水を汲んで流せましたし、本当に困ったということはありませんでした。

それも、これも、この地域は、まだ他と比べて安全だということ。この家は丈夫な造りなのではという確認が出来ました!

家を建てて4年目にして、外壁が崩れるなどあると悲しいです。

無傷なことに嬉しく思います。

 

マンションをお住いの方は、エレベーターが使えなくて、断水になって大変だったと聞きました。

私も、マンションの6階に住んでいた時期があり、エレベーターの使えない時に、赤ちゃんの娘を連れて外階段を上り、恐怖を感じました。早く戸建に住みたい。地上に近い所でないと子供を守れないと思いました。

マンションで火災になったら、この子を抱っこして、下まで降りる自信がなかったのです。

北海道は、雪の除雪が大変で、戸建を嫌がる方も多いですが、私は生まれも育ちも北海道の戸建ですので、高いが落ち着かない。

避難場所、防災グッズなど、様々な情報が流れたこの数日ですが、「安全な住まい」をもう一度見直してみるのはどうでしょうか?

どこに行くでもなく、自宅が安全であることが一番です。

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私は、この時間を利用して、普段出来ない掃除をしていました。

お風呂の天井を掃除したり、クルクルワイパーで床を掃除し、キッチンの扉などを水拭きし、観葉植物の葉っぱを一枚一枚拭いたりしていました。

「整える~む」のイベントに向けて、その準備に追われて、恥ずかしながら家が実は乱れていました。

そんな反省からも、自分に貰えた時間を「掃除」に当てて、スッキリ出来たと思います。

10日(月)は、幼稚園が通常、小学校は休校でした。

お友達の家に預け、私は仕事へ行くことが出来ました。「家に来ていていいよ」の有りがたい言葉。人と人の助け合いもこんな時だからこそ。感謝ですね。

11日(火)は、午前授業。平常に戻るのは、水曜日からでしょうか。約一週間。皆さんお疲れ様です。

今回、感じた一つ一つを学びとして受け止め、今後の行動に活かしていきたいと思います。

まだまだ、震災地では、復旧に時間が掛かりそうで、関わっている方々、どうぞお体に気を付けて頑張ってください。