
インテリアセミナーのご報告
GW5月6日(土)と、7日(日)に、竹内建設さんのモデルハウス「ココティーク」にて、インテリアセミナーを行いました。
どちらも、「自分のインテリアテイストを見つけよう」といった内容で始まり、その後、「そのテイストに近づけるにはどんなモノを選ぶと良いか」という流れでお話ししました。
一日目は、キッチンや洗面台について。二日目は、クロス、カーテン、照明についてでした。
現在、家造りのお打合せをされている方もいらっしゃいましたが、これから新居を考えているという真剣に悩まれている方ばかり。
ポイントポイントで、時間内にどれだけ伝えられるかと資料作りをしていました。
つまらないセミナーにならないよう、手作業を入れたり、発表を入れて見たり。
きっと、人前で話すつもりはなかったかもしれませんが、声に出して考えをのべることは大事だと思います。
そうすることで、自分が分かることもありますので 。
顔を曇らせた方もいますし、スッキリした顔をされた方も様々。
私がお伝えしたいのは、『沢山のモノの中から、目移りするのではなく、自分の揃えたいモノをこちらから探しに行く』ということです。
そして、『自分にピッタリのモノに出会って欲しい』。
この企画が面白いと興味を持って頂いた竹内建設さんに感謝し、また新たなチャレンジが出来ますよう。
ご参加頂いた皆さま。関わってくださったスタッフの皆さま、ありがとうございました。
アットホームなお家イベントをされているM様、私もインテリア講座で出店させて頂きました。
3年前から、私も自宅でインテリア講座を行っていました。自分の得た知識を伝えたいという思いからでしたが、家造りに後悔する方があまりにも多いということに気づきました。
家を建てたいと思い、自分の好きなテイストの家を建ててくれそうなハウスメーカーを探して、土地を探して、いざ具体的な打ち合わせに入ると家造りのことが全く分かっていなかった。
あれよあれよと、物選びを急かされる!本当に好きなのか、出来るかどうかも分からず、決められた仕様の中から選ぶしかない。時間を貰えなかった!
そういう状況をよく聞きます。もっと、知っておけば良かった。勧められるまま決めた…と。一生に一度か二度の大きな買い物がそれで良いのでしょうか?
もっと、考えてから家造りをして欲しい。
人任せではなく、自分の生活スタイルから使い易い形はどういうものか、それを営業さんや、設計さんに伝えられる知識を持って家造りをして欲しいと思います。
M様のお家イベント出店は、9店の異業種さんの集まりでした。
女性の働きは様々で面白いです。
私の今回のテーマは、「自分の好きなインテリアスタイルはどれですか?」でした。
まずは、様々なスタイルをご紹介して、選んで頂きました。定番のものから、最近の人気のスタイルなど、色使い、物選び。
大雑把な説明でしたが、個別の相談が受けられるよう、そこに繋がるようお伝えしたつもりです。
今後のインテリアMaMaコーディネートの事業内容として、インテリアの勉強会にも力を入れていきたいと思います。
家造りに失敗したくない方向けで、月2回、3か月コース(全6回)なんてどうでしょう?もしくは、半年コース!
失敗は、きちんと伝わらなかったから起こる = 伝わる方法を身につける (プロ任せの部分もありますが、伝えることは大事です)
春は移動の季節ですね~本気で家造りを、模様替えを考えている方、ご相談ください(^_^)/
おまけ:カラフルな水引で、髪飾りなども作れるそうです!素敵ですね。
写 真:カメラマン泉亜希さん

着工前お打ち合わせ & お家カフェ造り
先日、秋から~年末に掛けて打ち合わせを重ねてきたお施主様の「着工前お打合せ」がありました。
「着工前お打合せ」とは?文字通り、工事を着工しますの前の最終お打合せとなります。
お施主様、営業担当、設計担当、工事担当、コーディネート担当のスタッフ4名が揃って書類を見直し、説明、確認印を頂くという流れです。
そこでコーディネーターは、何をするのか?皆さん、漠然と「クロスを選ぶとか?家具を選ぶの?」と思われているようで…よく聞かれます。
他社さんは、どこまでをされているのか、様々なやり方があるのでしょう。
私が関わっていますのは、新築住宅ですので、木造の2階建てが多いです。何をするのかを書きますと…。
・外壁の素材を選ぶ、組み合わせなどのデザインをご提案
・内装の建材を選ぶ、フロアや建具、階段など色や素材のご提案
・水廻り、キッチン、お風呂、洗面台、便器などを選び、お見積書を作成
・電気配線図をCADで描く、照明プランを考え、お見積書を作成
・クロス、塗装などを選ぶ
・造作カウンター、収納棚などのご提案
ざっとこのような内容となります。これらを選ぶには、実物やサンプルをメーカーより取り寄せて素材を確認し、絵的に分かるものを用意します。
最終的に決めたものは、「仕様書」という書類にまとめ、写真・イラスト・パースをまとめたものを添え、お見積書も提示します。
実は、このような膨大な仕事量があって、間違いがあってはならない注意力が必要となります。
ですので、着前までは「大丈夫かな」「間違いはないかな」の緊張があり、終わるとホッと一息というわけです。そして完成の3か月後まで少しの緊張感は取れません。
きっと心配性なのだと思います。繰り返し確認をしたい派なのです。
そんな訳で、一息ついた最近は、ランチにお出かけをしています。カフェが大好きです!自分でカフェを作りたい!と思った時期もありました。
珈琲の香りと、美味しいお料理と、ゆっくり出来るスペースと、木の温もりと、人が集う温かい雰囲気が好きです。
好きと、やりたいことは一緒で、私は今とっても「お家カフェを造りたい」と思っています。そう思っている人のお手伝いをしたいのです。
お店を持つという前の段階、夢を形にする一歩踏み出したい!という方。家に居ながらにして、お客様を呼び、自分の作ったスイーツを食べて貰いたい!寛いで貰いたい!
そんな思いを形に出来たら、私は幸せです。
モヤモヤと、ワクワクが混在した方がいましたら是非お声を掛けてください。一緒に解決して夢に向かっていきましょう!

ウィンドートリートメントの掛け替え
ウインドートリートメントって?というところから?な方はいらっしゃいますか?
窓装飾、カーテン類のことを言います。こちらは、中古住宅をご購入後、5年ほど使われたカーテンの見直しをされましたM様邸です。
使われていたカーテンは、遮光の裏地が付いたものでした。
お部屋の雰囲気を変えられたいとのことで、ご相談を受けました。遮光に拘りがあるのかお聞きすると、色だけで決めたので何故遮光だったのか分からずだったそうです。
「ご近所さんは、部屋の電気が付くと明るくカーテンの色が分かるのに、何故、我が家は暗いのか…」小さな疑問があったようです。
遮光は良し悪しで、私はどちらかというとお勧めしていません。どの家も遮光を選ばれたら、夜の街が暗くなってしまいます。
明るく灯る家の暖かさ、街には必要な街灯ともなり、朝は、朝の光で目が覚める自然なことが一番体にも良いと考えます。
Before↓ イエロー系の遮光カーテンを使用されていました。出窓、掃出し窓、食卓窓の3か所を入れ替えしました。
Before↑ 縫い目が見えます。出窓は横の寸法が足りなく隙間が見えました。食卓傍の窓は、レースと厚地ドレープの長さが同じくらいでした。
お打合せは、ご自宅にサンプル生地や、カタログをお持ちして行いました。メーカー2社、4カタログをお持ちしたのですが、ご主人様の決断が早く、ものの数分で決まったことには驚きでした。既に、イメージしたものがあったとのこと。その場で寸法を測り、縫製に入りました。
After↓ 約2週間後取付となります。淡いピンクの色、遮光ではない普通の生地で選ばれました。お部屋が優しく温かい雰囲気となりました。
After↑ 生地の裾の広がりを抑える加工、形態安定加工を施しています。3つ山2倍ヒダ、本縫い。オーダーでは標準です。量販店との違いは見て分かります。
カーテンを開いた様子と、閉じた様子です。
M様の奥さまは、こちらで自宅サロン、ワークショップを行っています。それもあって、とても綺麗にされているお部屋ですが、更に、訪れたお客様にも喜ばれる快適なスペースとなったのではないでしょうか?
【おまけ】 食卓テーブルにニーウンペツガラスさんのペンダントライトを使われていました。折角の素敵なガラスのペンダントですが、テーブルの位置に違和感。ペンダントライトに合わせて、テーブルを設置することをお勧めしました。テーブルを横置きから、縦置きに。「これが、ここを設計した人の考えです」とお話ししました。
テーブルにキチンと明かりが届いています。少し、テーブルから距離があるのが気になりますが…違和感がなくなりすっきりです。
【更におまけ】 取付終了後、ご近所に美味しいカフェがあると連れて行ってくださいました。パキスタンカレー?だったと思います。生姜がきいてピリ辛美味しかったです。予約をすると出して頂けるというデザートも有りがたい。珈琲も美味しく、お話も盛り上がり、楽しい時間でした。HP掲載許可も合わせてありがとうございます。